モデルイヤーが途中で変わる理由と、告知されない理由
同じモデルの2023年式と2025年式にマットを買うと、形が違うことがあります。バッジは同じ。宣伝も同じ。フロアは違います。
多くの方が驚きますし、その驚きはもっともです。誰も告知しないのですから。

実際に変わるもの
フロア全体が変わることはまれです。変わるのは、成形マットがその周囲を切り抜いている細部です。
| 変更 | なぜ起きるか |
|---|---|
| 固定点が移動 | シートレールやブラケットが改訂され、固定具も一緒に動く |
| コンソール幅の変化 | センターコンソールの新設計。内装刷新と同時が多い |
| フットスペースの形状変更 | 下のバッテリーや配線が変わる |
| シートレールの移動 | 新しいシートフレーム、もしくは調整範囲の変更 |
このうちのどれ一つでも、既存の金型は合わなくなります。しかもどれも、乗っていては見えません。
新しいブランドで多い理由
伝統的なメーカーは長いモデルサイクルでした。1つの形を5〜6年、中間でマイナーチェンジを1回。内装の変更はそこまで溜めておく。
新しいEVブランドはそうではありません。継続的に改訂し、準備ができ次第投入します。車にとっては良いことですが、その車に合わせて切られるものにとっては厦介です。
不注意ではありません。開発のリズムが違うだけで、アクセサリーのカタログはその下流にあります。
なぜ告知されないのか
メーカーの見方では、告知すべきことがないのです。車はカタログどおりのことをするままです。仕様表にフットスペース形状は載りません。それを基準に車を選んだ人はいないからです。
変更は実在し、社内では部品番号の改訂として記録され、外からは見えません。最初に気づくのは、たいていその車向けにアクセサリーを作っている側です。
注文にとっての意味
実際的な帰結は3つ。
製造年だけが信頼できる入力です。車名でも、グレードでも、前のオーナーが何を買ったかでもありません。製造年の確認方法をどうぞ。
2022〜2024という表記は情報です。その3年間は成形が安定していたという意味であり、2025年式は別商品であって抜け落ちではないという意味です。
同じ車でも品目ごとに年式範囲が違います。Denza D9が当店で一番分かりやすい例です。シートバックは2022〜2024、ラゲッジトレイは2022〜2025、マットは2024年以降。3品目、3つの範囲、1台の車。
途中変更は悪いこと?
いいえ。むしろ逆です。サイクル途中で内装を見直すメーカーは、何かに応えています。たいていはフィードバックかサプライヤー変更であり、3年待ってから直すことはしないということです。
車はその分良くなります。ただ、アクセサリーはトランクのエンブレムではなく車のほうについていく必要がある、というだけです。
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確認の手順は 注文前に製造年を確認する方法。製造3年に3種類のマットがある例は BYD Seal。商品名が何を約束しているかは 商品タイトルの言葉で。